昨日、地区円卓がありました。その議事録を添付しました。地区ローバーのMLでもどうせ流すなと思いましたが、いっその事アップします。
これまで報告系の記事が多かったのですが、たまには別のスタンスで記事を書きます。地区の指導者の方からの小学校での授業のお願いが来ました
まずは、以下の記事の写しを読んで頂けると幸いです(ちょっと長いですが、、)
(参考)読売新聞 人語り チベット声楽家 バイマーヤンジン
声楽家として日本の舞台に立ちながら、全国の学校で故郷チベット(中国・チベット自治区)の話をしてきた。これまでに招かれたのは約700校。学校だけでなく、慈善団体からも声がかかる。語るのはチベットの遊牧民族の暮らしと父、母、兄弟たちのこと、そして日本との違い。平凡な話だ。なのになぜ、自分に依頼があるのか最初は分からなかった。
数年前、関西のある小学校で講師をしたとき「幸せですか」と子供たちにたずねた。「幸せ」と返事が返ってくるものと思っていたが、答えは「別にぃ」「分からん」…。「分からんわけ、ないでしょう。こんなに立派な学校で勉強できて、お父さんが働いてお給料もらって帰ってきて。家に帰ったらご飯があって。欲しいものが買えて。分からんわけ、ないでしょう」
本気でしかった。でも、子供たちはきょとんとしたまま。「私から見れば、いろんなものに囲まれて恵まれているのに。価値あるものを持っていながら、その価値は分からないことほど不幸なことはない」それを子供たちに気づかせるため招かれている。いまはそう感じている。
と、新聞の記事を参考にさせて頂きました。海外に行ったローバーに途上国の現状やそこに住む子供達の事を等身大の青少年として話をして欲しいというのが主旨です。このテーマは素晴しい事と同時に、わたしとしては葛藤があります。自分はいろいろな人に支えられて本当に幸せに暮らしてきました。(今はそう思います)
そんな自分が、本当に途上国の厳しい現状にある子供達のことをしゃべることが出来るのか。実情は彼らにしか知り得なく、海外へ渡航する際にも彼らに目はかけても、彼らの生活を本当に考える事は余りありませんでした。正直に言えば、そう思います。
「やります。」と答えました。
考えてみましたが、途上国へ渡航した今の20代半ばの自分から伝えられる事を探すことが大切であり、じぶんなりのメッセージを自分なりの伝え方で言う事が大事なのかと思います。ですが、甘えは禁物ですね。教育の場なので、間違った事を教えてはいけないのが原則です。
これから、日常で少しずつ形に出来ていければ良いなと思います。
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