ミナトです。
実は横さんがプレゼンをした前日に、ミナトは同じ小学校、同じ6年生を相手に授業をしてきました。
ただしこちらはクラス毎の実施だったので、30人相手の授業を3コマ実施してきました。
フィリピンの子どもたちを紹介すると同時に「幸せ・感謝」というテーマで授業をしました。
内容としては
・フィリピンの紹介
場所/人口/宗教
・フィリピンの小学校紹介
クラス数/生徒数/授業の午前午後制度
・グループワーク/発表
「学校にいけないとどんなことが困るか」
・個人作業
「もしかしてこれも幸せ」
という流れでした。
前半はアイスブレイクを兼ねてフィリピンやフィリピンの小学校に関するクイズを交ぜながら実施しました。
フィリピンの小学校では10クラス弱あり、各クラス50人〜60人の児童がいます。
つまり1つの小学校で3000人くらいの生徒がいるということにみんな驚いていました。
後半では「自分たちで考えてみる」ということを狙い、グループワークを実施しました。
学校に行けることが実は幸せなことであるということを考えるために「学校にいけないとどんなことが困るか」ということをグループごとに考えてもらい発表してもらいました。
またこのグループワークは次の個人作業へのステップという意味での実施でもありました。
最後に「もしかしてこれも幸せ?」ということで身の回りにあるどんなことでもいいので、取り上げてみて、それが「実は幸せなことなんじゃないだろうか」ということを考えてもらいました。
これは上にも書きましたが、個人で考えてもらい、各クラス何人かずつに発表してもらいました。
3クラスともまったく違った特徴のクラスでしたが、どのクラス、どの生徒も真剣に考え、いろいろな意見をだしてくれました。
正直いってもっと静かな感じかと思っていたのでよい意味で予想に反していました。
反省点としては後半部分にさく時間が多くなり、フィリピンの紹介が少なかったことです。
全体的にもう少しフィリピン色をだした内容にできたらなおよかったと思います。
今回の授業を通してフィリピンのことや自分の参加したプロジェクトを見直すことができました。
そこでの新たな気づき、子どもを対象にしたプレゼンの難しさ、楽しさなどいままでとは違った経験をすることができました。
ノンフォーマル教育の中で学んだことをフォーマル教育の授業として発表するということはスカウティングの実施においてもよい流れではないでしょうか。
しかしカリキュラムのあるフォーマル教育の中での実施はなかなかむずかしいと思います。
そのような中で今回のような機会をいただけたことはスカウトとしても大変よい経験でした。
また子どもたちにとってもよい経験であったことを願います。
posted by kitatamars at 21:31|
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