久しぶりの投稿になりますね。
3月21日(水)に木下沢で交流会がありました。これまで木下沢で色々な行事があり(間伐や自然観察会やその他の研究会など)、その行事に参加をしてきた人々があつまってのんびりとした一日を過ごそうというのがその交流会の目的でした。(多分あっているとおもいます)
その行事に北多摩ローバーは2人参加をしてきました。僕と春に行われる次年度キャプテン選挙に出場するS.Y君です。次年度キャプテンとして木下沢の事をよく知りたいという気概を感じさせる参加でした。という冗談はもう書かずに、
その日の実施したプログラムを紹介します。
1、野鳥観察
2、昼食(メイク チーズフォンデュ)
3、交流会
1、野鳥観察
野鳥観察には講師として、西多摩自然フォーラムの自称・鳥オタク(本当に詳しい)の方が来てくれていました。僕もS.Y君も野鳥観察初めてだし、鳥についてもあまり詳しくなかったのですが、
1から教えてくださったり、また鳥の飛び方や種類の見分け方などを本当に分かり易く教えてくれました。その他にも、木下沢の花や
他の生物などについても歩きながら教えてくれたりで、この人は本当に生物がすきなんだなと感じさせる人でした。
僕らも素人ながら、あれはトビかーとか。確かに翼の根元がなんとかだな。とか耳を澄ませて鳥を探したり、空に双眼鏡を傾けて、鳥を探していたり、なんて。結構、熱心に鳥を探していました。
結果として、この日は人数も多かったのか天気は良好でしたが、鳥はあまり姿を現してくれませんでした。(残念!)でも、最後に木下沢を離れて民家を車で走っている時にあり得ない数のトビが民家の上を旋回していたりで(確か10羽くらい)、最後にそんなオチがあったりしました。
2、昼食(チーズフォンデュ)
昼食はチーズフォンデュである訳で、なかなか僕らはキャンプで食べた事のない訳で、でも結構簡単に作る事が出来て驚いた訳で、おいしかったです。予め似ておいたブロッコリーや人参やジャガイモ、ソーセージなんかをチーズをつけて食べました。その日がとても天気の良い日でついまったりとしてしまう様な昼食のひとときでした。
3、交流会
交流会は高尾にあるグリーンセンター高尾という場所でしました。ここがすごい良い場所。確かに高尾の山中と交通の便は激しく悪いですが、ここで北多摩ローバーセミナーをやってもいいかも。なんか本当にマジで何かがしたい時、何かを集中的にやってしまいたい時、高尾にムササビや鳥を見に行きたい時なんかは良いかもしれないですね。本当に自然に囲まれたいい雰囲気の場所でした。
そんな場所で交流会の写真を流したり、自己紹介をしあったり、自分らの活動をもとにして話をしあったり、みたいに。お互いの情報交換をしていました。本当にせいぶつ屋さんの知識は半端が無いですね。改めて自然は座学じゃないと感じました。
少し自分が興味ある話をメモったのを書かせて頂きます。
○もりづくりと鳥たちについて
森作りを考える中で、鳥たちの居場所を考えてみてはという事も野鳥観察会で出ました。例えばうぐいすなんかは茂みにいたりするもんらしいです。なので森にうぐいすなどの為に少し茂みを残す事とかそんな事や他の生物の為の事を考えながら森作りは考えていかないといけないかもねという話です。いやー深いね。
○高尾の森について
高尾は北の植生と南の植生のぶつかる場所であり、色々な植生を持ている。また、昔から修業として山にはいっていく人がいたので、古代から人が山に入るところだった。だからあまり見る事の出来ない植生も持っている山なんだって。自分たちが活動をする森って色々な人が関わっているだけあっておもしろい森なんだってね。
○もうきん類の食痕
丁度、昼食前にトラツツジの羽を見つけたのですが、その羽をみてたら、どうやらトビか何かに食べられたあとだったらしいです。モウキン類のトビとかはトラツツジなどの小振りな鳥を見つけてとらえて食べるときに羽は一本一本むしってから食べるそうです。そのおかげで、羽はきれいな形で地面に落ちているそうなんです。他の陸上の肉食野生動物に食べられたときは羽も一緒に食われてしまうのできれいには羽は残らないそうですね。
でも、「民家を車で走っている時...」ていうのもあり得なかったりします。
少し、近くのスペースに止めてみんなで眺めていました。