お久しぶりにございます。
毎年恒例の富士清掃登山は、今年は少し趣向を変えまして、日程を山開き最終週の9月9〜11日に、ルートを吉田ではなく須走にしての実施でした。
結果、スカウト2名同伴運転手2名という寂しいメンバーに……何なら、平均年齢も高いです。
吉田口よりは小ぢんまりとした5合目で、マイカー規制のため乗ったシャトルバスでの酔いをさまし、
10日午前5時45分、いざ出発です。
……その後ものの1時間もしないうちにてんでバラバラに登りだしましたが。
自分どころか活動している仲間すら画面に映らない。先に登っちゃってて居ないんだもん。
ましてや若干高山病だった現在書き手、向はゴミ拾いにすら余裕なく、写真なんてもっての他でした。
というわけで、私と4時間差のペースで上り下りしていた高木さんの力をお借りします。
案外天気の心配はなく(下山の5合目最後の最後で少し降られてしまいましたが)、分かりやすい奇麗な景色でした!
結構な晴れ具合。ずっと日が照っている須走なので、本八合目辺りまでは寧ろ暑いくらいの気温でした。
頂上に着いたのも皆個々に丁度2時間おき。特に記念撮影も出来るわけなく、そして山開き最終日の登山なのでお店もトイレもやっていない!苦労して登った割に、私はものの15分で下山しだしました。
下りが地獄の須走。もうずっとこんな道です。半分滑るようにして下っていきます。
特に五〜六号目の急斜面&フカフカの土が気力を奪う。骨には響かないし足の裏も痛くないけど、関節と筋肉が後でガチガチになりました。100キロハイクとは全く違う疲労の仕方。帰りのシャトルバスが1時間に一本しか来ないため、急いでほぼダッシュで駆け下りたのが一番の原因ですが。
この、ところどころに生えている植物に群がる虫の羽音が、耳鳴りの原因で……個人的に一番辛かったことです。
時間をずらしての無事全員帰還を果たし、温泉に入った後には
毎年通りしっかりバーベキューもしました。火力が凄すぎて豚トロが火だるまになりましたね。炭に擬態化した野菜も沢山生成してしまいました。
そして肝心の拾ったゴミ!なのですが……ルートが吉田じゃなかったからか最終日故普段より登山者数が少なかったからか、そんなに沢山というほどでもなかったです。山が奇麗なのを喜ぶべきか、奉仕のしっかりとした証拠になる収穫物が少ないことを悲しむべきか……終始すこし盛り上がりに欠ける富士登山だったのは、ちょっと残念ですね。良い意味で全体的に活動がこじんまりしてたこと、新規拠点のキャンプ場で厚い待遇を受けたこと(中途半端な日程にお邪魔したのでほぼ貸し切りでした)、融通の利くメンバーだったので私ががっつりお世話なれたこと等これもこれで良かったですが。
何はともあれ、今年も無事活動が終了できたことを、ここにご報告させていただきます。そしてお忙しい中時間を捻出して下さった今回の参加者の方々、本当にありがとうございました。お疲れさまでした。
おまけ:朝ごはんも優雅に過ごすことに余念がない高木さん、フレンチトーストを炙ることに執念を見せる。
来年は、もう少し賑やかに恒例行事をこなしていけるといいな!
posted by kitatamars at 01:35|
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富士清掃登山
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